アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。
顧客様も皆様お子様が大きくなってきていて、大学進学が視野に入る時期になってきました。
前回のブログでは、「隣のミリオネア」層は、どんなタイプ?ということをリサーチで紹介しました。
今日は、フォローアップで、こんな記事があったのを見ましたのでご紹介します。
結果の一部で、大卒が圧倒的多数、但し、私立ではなく、米国では、一般に、より入りやすいと評価されている公立のほうがずっと多いということが言われていました。
日本では、国立というと、敷居が高いですが、米国では、納税者の税金で提供されているため、コミカレを始めとして、公立は、多くの場合、「入りやすい」ことのほうが多く、この結果は、「大学は行けていれば、ミリオネア予備軍としては十分」と評価されています。
全く別のアングルから双子のその後をフォローする研究でも、この事実が裏付けられているんですね。
ムリをして難関大学に進んでも年収は増えない…遺伝学の専門家が語る”学歴と年収”の意外な関係 「よい学校に入る/入らない」はあまり重要ではない #プレジデントオンライン
双子が全く偏差値の違う大学を出ていた場合、その後の所得は、変わらなかったそうです。
例外があり、貧困層出身者にとっては、どのランクの大学に行くかは、所得にとっては大きな意味があります。これは、教育に関し、知識がない底辺層を、学生ローンに押し込める営利主義的ななんちゃって大学が多いことが背景ではないかと思います。
いずれにせよ、多くの中産層にとっては、子供が有名大学に入れるかどうかは、あまり関係ないというわけです。
私のイメージだと、フォーチュン500といった大企業に入りたい場合、連邦政府機関で出世したい場合など、特殊なケースでは、有名大学卒が大事だと思います。確か、政治家は、米国でも、有名私大が目白押しだったかと思います。
他方、親が手伝わなくても、自然に有名大学に入ってくれるくらいのランクのお子さんでない限りは、あまり、受験勉強の場で、無理をさせることには、統計的な根拠がないとしたら、親にとっては、気が休まる話ではないでしょうか。
そうそう。この前は、こんな話を知り合いに聞きました。真面目に頑張ってるお父さんお母さん、怒らないでくださいね。世の中って結局こういうものなんだってことです。。。
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「息子はほんと、高校の時から全然勉強しないからずっと困っててさ。
しかたないから、大学は、カルフォルニアの入試なしのコミカレ(短大)行かせて、そこから、公立四大(UCシステム)に潜り込ませて事なきを得たんだけどね。
しかも、これが、大学在学中に、大学行かずで、ほんとヒヤヒヤさせられたよ。
ところが、大学行かないで何をしてたかって言うと、アルバイトに熱中して、中古車セールスですごい成績を出したんだわ。
高校の時、あんまりやる気ないんで、1年間、なんでもいいから中国語でも勉強してこいって、高校の交換留学の制度使って中国に送り込んだのが功を奏して、ロスの中華系の顧客層の心をがっちり掴んだんだ。
そこから、ギリギリで大学卒業して、不動産仲介に入って、ブローカーライセンスも取って、結構羽振り良くやってたんだけど、去年、2021年に、《もう不動産仲介だめだろ》って決めて、自主廃業して、自分の不動産も全部売って、ちょっと金も溜まったしってことで、不況の間は、様子見で休むことに決めたんだ。今、我が家、実家に帰ってきてるんだよ。
ところが、セールスがうまいもんだから、グーグルから、《営業に入ってくれ》っていう勧誘がしつこいんだって。もちろん、パソコンは全然できないんだよ。単にデータセンターとかのセールスらしいんだ。
しかも、《入社してもらいたいけど、学歴がおそまつなのが困るんで、MBA 取ってくれないか》っていうんだ。
グーグルが全額出すからだってさ。3年分丸抱え。しかも、《周囲と平仄合わせるためには、そこらの MBA じゃ困る。トップ20校くらいでないと》とか言って。ハーバードはもう今年は募集終わったから、まあ、ノースウエスタン大学とかさ、そういう有名校行けってわけ。
もちろん我が子は大学の成績は散々なんだけど、《グーグル枠》ってのがあって、寄付している大学院には、過去の成績やらにかかわらず、推薦で入学できるんだそうだよ。
息子は不況の間くらい休もうかと思ってたんだけど、だから、今年から大学院行かないといけないんだ。あんなバカ息子がね。しょうがないから、今、家で、統計学とか、金融工学とか、オレが必死で教えてるんだ。大学院で落ちこぼれないようにね。今度は必死で勉強してるよ。」
だそうです。知人は、リタイヤ前はインベストメント・バンカーなんで、MBA はたしかに教えられる立場。要所要所、羨ましいくらい、ほんと、いろいろが、うまく運ぶ星のめぐり合わせの息子さんなんですね。皆さん、どう思われます?
確かに、2020年以降、不動産仲介やローンブローカーは、ほとんど商売になっていません。
私は投資家なんで、お陰様で、2021年や2022年今年は、結構成績よく、投資家様にも喜んでいただいていますが、、、
この息子さんの機を見る力、ほんと、動物的なカンがあってすごい!こういうのは、たしかに、学校では、教えてもらえないですよね。