150円の円安時代、私がアメリカ不動産ファンドを始めた理由
この記事の概要
■ 円安は、政府筋にとってはニューノーマルの政策なのでは?
■ 対米投資に着手してくださった私の投資家様は、今後も米ドル資産を大切に
■ 今後円が〈戻る〉かどうか?
アメリカで、戸建て不動産のプライベート・エクイティ・ファンドを共同経営中の中山道子です。思えば、対米不動産に伴う自分のキャリアは、2003、2004年あたりの「黎明期」にスタートしましたが、その後、環境の変化を経て、現在に至ります。
この10年強の間に、円が80円から急に120円になるという状況も、過去には生じました。それが、2012年から2015年の時期です。
しかし、今回の120円からの150円への展開は、マクロ事情が異なるのか、日本の個人投資家は、前回と異なり、【リスクオフ】モードに一挙に突入した感があります。