米国連邦政府閉鎖!政府補助受給テナントさんがいる投資家はどうする?2025年11月速報

 

アメリカ不動産投資歴20年以上となりました中山道子です。

一大家からスタートしましたが、こ゚縁があって、現在、米国人の仲間二人と居宅不動産ホールディングを行うプライベート・エクイティファンドの共同経営に至っています。

私達の投資先は、デトロイト市なので、ここでは、どちらかというと低所得者層、政府補助を受けているテナントさんが、2025年11月段階でどのような状況にあるか、大家さんは、どう対策をするかについてのご提案をしたいと思います。

【この記事の要点】

政府閉鎖が2025年11月に予定される中、政府プログラム受給者向けに賃貸経営をしている大家さんが知っておくべきこと

 

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REIT(リート)投資とは?ベテラン不動産投資家がREITを避ける理由

居宅不動産(レジデンシャル)のポートフォリオに特化したプライベートエクイティファンドの共同経営を担っている中山道子です。もともと、対米不動産の投資家として20年前にこの道に入り、その後、いろいろな経験を経て、ここまで来ました。ブログは2004年ころからやっているので、過去のブログから付き合っていただいている方は、この間の紆余曲折はご承知の通り。

今日のトピックは、リート(REIT)、つまり、不動産投資信託ってどうなの?ということ。

前倒しの私自身の結論は、以下の通り。

REIT(不動産投資信託)は少額・流動性・分散に優れ、配当収入を得やすい器。
一方で、税制上の設計により課税所得の90%を分配するため、内部留保が薄く、成長は外部資金依存になりがち。相場の低迷や金利上昇局面では、配当と価格の両方が揺らぐリスクがある。

です。より細かく見ていきましょう。

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《そんな失敗が?》 固定資産税を払い忘れる投資家

不動産投資ブロガー転じて、居宅不動産プライベートエクイティファンドマネージャーの中山道子です。

今回は、久しぶりに、《不動産投資の失敗編》。「そんな失敗があるの?」と思われるかもしれませんが、「固定資産税を振り込むのを忘れた人々」のケースをご紹介します。

現物投資には手間がつきものなのが、不動産のデメリットなんですね。

大局的には、不動産のいいところは、株式と違ったベクトルで動くこと。実物資産であるため、不況時には、家賃というキャッシュフローが続くため、安心して好景気を待つ事ができます。

2025年9月、先行き不透明感が高まっていますので、こういうときこそ不動産の動きをマスターしておくことで、安心できるのではないでしょうか。

しかし、今日の投稿は、現物投資には、「こんな失敗もありうる」という話です。

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【ケーススタディ】アメリカ不動産投資:短期転売は本当に儲かるのか?

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログ管理人、プライベートエクイティファンドマネージャーの中山道子です。

当ファンドでは、基本、要修理物件を取得する際には、転売目的ではなく、長期保有が前提です。修理をして価値を高め、すぐに含み資産を出す。そこから賃貸に回し、初年度からキャップレート7%といった高利回りを狙うのが鉄板です。

しかし、今年、一つだけ、地元のビジネスパートナーの紹介で共同投資した物件があります。ジョイント・ベンチャー自体が短期収益を目標としていたため、修理後、賃貸ではなく売却することにしました。つまり、**FIX AND FLIP(フィックス&フリップ)**です。

物件はPINGREE PARKという地区にあります。ここは、GENTRIFICATIONで爆発しているINDIAN VILLAGEの向かいのエリア。いわば、「上昇気運に乗ってエリアが大幅改善したブロックの近く」という波及的なエリアです。

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