対米不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。今日は、不動産プロパーとは違い、「2020年選挙で共和党が再選を果たすかどうか」という雑談。株式市場の動向で、予測できる、といわれるようです。
この記事の概要
S&P500が、選挙年の8月、9月、10月の3カ月の期間の間にマイナスになった場合に、政権党が再選される確率を計算すると、1928年のフーヴァー大統領再選から2016年のトランプ大統領当選まで、実に23回中、20回、驚愕の87パーセント的中率だそうです。
LPL Financial 社ブログから
Can Stocks Predict The Next President?
S&P500のリターンが、選挙年の8月から10月までの3カ月の間に、上がったか、下がったか。決め手はそれだけのシンプルさなのですが、1928年のフーヴァー大統領再選からずっとこれをトラッキングすると、実に、
◆ この期間にちょっとでも値上がりがあれば、大統領は再選される
◆ この期間にマイナスになると、大統領は交代
という興味深い「関係」が分かったというLPLファイナンシャル社の発表が評判になっています。
S&P 500 Index Performance 3 Months Before A Presidential Election
S&P500の期間中の値上がりは、ヤフーファイナンスなどで期間設定(8月1日から10月31日まで)をすると、わかります。
今のところ、アメリカ経済は、景気後退気運は見受けられず、世界経済も、持ち直し気味の様子。トランプ大統領に対する弾劾問題も、十分な時間も求心力もなさそうです。このままいけば、みそぎ再選、、、
なのでしょうか。
実は、人口動態的に言うと、2020年の選挙は、「有権者の非白人比率が、なんど3分の1」という高い率になることが分かっているそうです。有権者の10人に1人は、ジェネレーションZ、つまり、18歳から23歳という若い層。これらの層が本気を出せば、既存勢力=株式市場関係者の「民意」を翻す可能性もないとは言えません。
An early look at the 2020 electorate
また、一見株式市場は好調に見えても、ムーディーズが世界的な不透明感を「プラス材料なし」と切り捨てるなど、悲観論も存在するわけで、共和党政権が、来年10月まで、株式市場を支え切れるかは明らかではなさそうですよね。
ムーディーズ、2020年世界ソブリン格付け見通し「ネガティブ」に
爆弾を抱えた経済状況ですが、今後も、ハラハラさせらそうですね。
この記事のまとめ
2020年11月大統領選でトランプ大統領が再選される確率は、経済の動向に左右される可能性が高そうですね。2020年8月から10月までのS&Pインデックスの動向に注目!