アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。
この記事の概要
新築、中古に関わらず、物件を買う場合、業者さんを使っても、その費用は、無料です。ビギナーは、自分の利益を代弁してくれる仲介業者さんを必ず通して物件売買をしましょう。
このテーマに関連し、昔経験したある失敗談、YOUTUBE でご紹介しています。
米国不動産を買う時に、買う側のお手伝いをしてくれる業者さんのことを、
BUYER’S AGENT
と言います。
その逆もしかりで、売り手側の利益を代弁してくれる売り手エージェントさんのことは、
SELLER’S AGENT
と言います。
バイヤーズ・エージェントさんのしごとは、最適な物件を探すことだけではなく、気に入った物件を購入するに当たり、最適な買付証明の書き方やネゴシエーションを担当すること、また、購入条件について、できるだけ、買い手寄りの条件を取りまとめること、などが中心です。
売り手が譲歩をしてくれる場合、そのボーナス的な譲歩のことを、CONSESSIONS(譲歩)と言います。
コンセッションズの例は、例えば、買い手側が負担するべき分の決済手数料を2,000ドル分だけ、売り手が負担することに合意する、とか、売買価格は同じだが、売り手側で修理をしてくれる、とか、いろいろありえます。
仲介手数料は、通常、物件価格の3%ですが、物件を買うときは、実は、日本と違い、買い手側は、この手数料を負担しません。
理由は、売り手側が負担するから。双方を払うと、実に、物件価格の6%です。
アメリカ不動産は、このように、買い手側負担ができるだけ低くなるようにと、入り口が入りやすくできているのですね。
もちろん、コミッションを負担する必要はないというのは一つの言い方に過ぎず、実際問題としては、物件価格に込みになっている、という考え方もできますし、売却時に、合計6%のコミッションという大きな借りを返さなければいけないということも事実です。
言い方はどうでもできますが、一般仲介物件は、エージェントさんを使っても使わなくても同じ価格ですし、また、エージェントさんがついていない買付証明は普通不審がられて、拒否されますので、通常、バイヤーズ・エージェントを使わないというオプションはありません。
気をつけなければいけないのは、新築や特選物件。
新築のショールームに業者さんを同行せずに行ってしまうと、業者さんに利益を代弁してもらう機会を失いますのでお気をつけください。
また、よく不動産会社が出してくる自称「特選物件」というのは、市中に出回らないので、一般仲介の対象でないため、特別感を演出してくる場合がありますが、実際には、経験豊富な地元の人からすると、割高価格がついているケースがほとんどです。
ビギナー、遠隔投資家は、経験のあるバイヤーズ・エージェントさんを通して物件を購入することが、普通の市場では、結局、一番、お得です。