物価上昇と片付けるな!米国の賃貸グレードの物件はどんどん高級化している

デトロイトの戸建て不動産をポートフォリオとするプライベート・エクイティ・ファンドを共同経営している中山道子です。

私は、過去10年以上にわたり、デトロイトの不動産市場を見続けてきました。

この10年間で、賃貸物件の家賃は倍になりました。かつて600ドル、650だった家賃が、現在では、フルリフォーム後、1,200ドル、1,250ドルといった水準で賃貸できるのです。

現在、日本でアメリカの状況が報道される時には、「物価高」や「高所得」といった背景がこのような賃料上昇をもたらしているといった表面的な理解がされがちです。

しかし実際のところ、現場の人間としては昔の賃貸物件の仕上がりと今の賃貸物件のそれを比べると、品質が全く異なっているという事実を第一に指摘するべきだと思っています。

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決済に引きずり回される一週間

アメリカ不動産投資の中山道子です。

今週は、融資案件のペイオフ(償還)が続きました。いつも続いていますが。今日は、コンプライアンスのお話。

長年決済代行会社と付き合っていると、あちらのペースに巻き込まれがち。皆さんいつも忙しく、頑張っていますが、見方によっては仕事が粗いので、可能であれば、いつも、「付き合いの深い決済代行会社」を使うことで、融通を利かせてもらうようにします。

しかし、一般慣行では、《売り手》が利用する会社を指定するので、毎回、好きな会社で決済できるわけではありません。

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4ミリオンの案件準備に入ります/【参加しているだけで、濡れ手に粟!】

 

MTMA ファンドの中山です。

日本で皆様とお会いし、楽しく充実した時間を過ごさせていただいています。

お忙しいところお時間を作っていただいた方々には、本当に本当に感謝です!おかげさまで、体調も崩さず、元気です。

だいたい、予定が終わってちょうど今日、『4ミリオンのあの案件がまとまりそうだから書類作成の段取りに入って』という一報が、共同経営者から入りました。

出張中に、いろいろ宿題が溜まっていますが、とりあえず、こちらは、2週間後決済が目標なので、今日の仕事は、これ!

この案件では、MTMA は、いわばローン・ブローカーを務め、ファンドは、自己投資なく、コミッション収入を売り上げることになるため、参加していただいている投資家様にとっては、【参加しているだけで、濡れ手に粟】の収入が発生する状態となります。

案件の取りまとめばかりが進みますが、事務関係が、税理士さん、銀行、管理会社、クラウドサービスなど、外部と協力しなければいけないため、こちらは自分たちの希望のペースでは進まず、悔しい。。。

とにかく走り続けます! 成約したら、参加者の皆様に詳細をご一報させていただきます!