アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。
今日は、生産性を上げるために、私が着手せざるを得なくなったことに言及します。周囲の方々が、肩が凝るとか老眼だとか皆さん言い始めているので。
ある程度の対策はあるんですが、でも、手間やお金、時間がかかるので、皆さん、そこまで、やりたくない人のほうが多いかもしれません。
若いときは、長い時間、作業をすることは割合平気でした。生産性が高かったということを数値的に証明することはできないというか、所得は低かったですが（苦笑）、長時間に渡る細かい作業は特に問題なくできていました。
現在は、残念ながら、同じ集中力は、もうありません。しかし、おかげさまで責任は増え、やることの生産性は格段に挙げなければいけません。そのために、努力でカバーできるところがあるということを知って、ここ数年は、以下のことを頑張っています。
■ 食生活
小麦粉を食べないほうがいいとアドバイスを受け、半信半疑でやってみたところ、午後に眠くなることが少なくなりました。特にだめなのはイーストと小麦粉のコンビで、例えれば、パスタはそこまでの支障はないですが、ピザや白いパンは、すぐ影響が出ます。野菜の量を増やし、ソーセージなどの加工肉製品は食べません。植物性や魚など、肉以外のタンパク質の比率を上げました。乳製品も、減らしました。
■ 腸活
これも食生活と関連します。
インターミッテントファースティングが定着するには、数年かかりました。きつかったですが、今は、慣れました。１日のうち、だいたい７時間以内のうちに食事を済ませます。空腹で行動すると、体が軽く、色々はかどるし、出張中にダウンしないためには、食事の回数と量を減らす以上の「予防薬」はありません。
最近は、さらに、砂糖やアスパルテームなどは腸活に悪いということを知り、家では、できるだけ、はちみつ、キシリトール、ココナツ糖を使うようになりました。コカコーラとかも、ゼロはいいから、ガムのように、キシリトール・バージョン開発してほしいです。値段は２倍でいいです。
■ 睡眠
睡眠量は、生産性に直結しますので、カフェインは、もう午後２時までと決めており、それも、１日に一杯飲むか飲まないかです。あとは、カフェインレスにしています。もう一つ、寝る予定の時間の２時間前にテクノロジーは触らないようにして、眠くなるまで、読書に当てます。前は、体力があり、パソコン仕事が終わったらすぐ眠ることができたのですが、今は、できるだけ、良質な睡眠を取ることを「目標」の一つに設定しなければいけません。
■ ドライアイ対策
２年前に、眼瞼下垂の手術をして重度のドライアイになり、デスクワークからは、リタイアしなければならなくなるかもと覚悟して以来、目のためには努力は惜しみません。目専用サプリも何種類も取っています。夜のホットパック、毎日４種類の目薬、目医者では、レーザー治療まで定期的に受けなければいけません。でも、今、仕事量も戻せました。視力回復訓練センターにも通っているので、同年代の普通の人より視力はよく、裸眼で小説がまだ読めます。
■ オフィスシンドローム対策
ずばり運動です。ヨガは週３回、もう、１日パソコン作業をしていても、肩も痛くならなくなりました。
運動をするときにいちばん大切なのは、つまるところ、プライベートレッスンにすることでした。ケチな私ですが、費用対効果がぜんぜん違うことがわかった今は、もう、グループ・レッスンには戻りたくないです。一対一だと、優秀な先生を見つければ、故障も避けられますし、周囲に惑わされません。自分だけでやる場合も、一箇所をやりすぎて他の箇所が足りなかったり、癖がついたりするので、独りよがりにならないためには、少なくとも、先輩たちが集うコミュニティでの学びが必要だと思います。
ちなみに、最近は、欲が出てきて、姿勢のために、恥を忍んで、バレエのプライベートレッスンも始めました。骨盤前傾が治るといいです。
■ サプリ
高いサプリもたくさん飲んでいます。高いものと安いもの違いは、効果のほか、自前工場か、OEM か、とか、臨床結果を研究しているか、とか、長期にわたって飲んでいても、問題が出にくいようにできているか、などのようです。品質管理ですね。日本製のサプリは、ずば抜けて優秀だと感じ、（あるいは日本人の体質に合うからなのかも）、一部は、わざわざ、日本から取り寄せています。食生活がしっかりしていれば、サプリは不要という人もいますが、ウン１０年前と比べて、食材の栄養素が顕著に下がっていることが統計上わかっていることを前提にすれば、そのようなオプションは、もう残されていないのではないかというのが私の考えです。
特に、目にも脳にも歯にも、とにかくあらゆるものに効く肝油は２種類、毎日１テーブルスプーンずつ飲んでいます。今の私、体力、集中力をキープするためには、正直、大量のサプリが必要です。
■ 瞑想
ビジネスパートナーに教えてもらった先生がすごすぎて怖いくらいです。医者や科学者を同伴させ、各人の脳波を取りながら、瞑想のメソッドを科学的に改善し、マニュアル化しているので、誰でも参加しやすく、人生が変わります。心が整い、ポジティブに仕事に向かえ、当面のロジックを超えたところで飛躍できます。子供にもやらせています。
■ 「付き合い」はしない
これは、最近ではなく、昔から。若い時から、女だし、お酒を飲めないので、宴会は出ないようにしていました。
思えば、日本社会は、男性中心の飲み会が付き合いのメインだった（今でも？）のでしょうが、子供が出来ると、したくても、参加できませんでした。３０台の段階では自営になっていたので、営業に差し障っているのだろうかと悩んだこともありましたが、割り切るしかありませんでした。
今では、心から、＜無駄な時間を一緒に過ごすという戦略で人とやり取りをすると、一生涯、その無駄が続く＞と思うようになったので、営業はもちろん、プライベートでも、同窓会等あらゆる飲み会や集まりを、意識的に拒否するようになりました。この前、知り合いの結婚式に「行きたくない」と言ってしまい、その後、連絡がもらえなくなったので、切られたのかもしれません。（軽い知り合いです。親しい仲じゃないよ。）
今米国では、やり取りのメインは、やはり子育てに忙しい３０台、４０台。お客さんであれ、仲間であれ、皆さん、昔の私のように、誘っても「付き合い」なんかに来るような時間的余裕はありません。コロナ後は、いわゆる「オフィスの給湯室でトーク」なんていうのも、なくなりました。アポ取らないと、オフィス、無人です。。。お客さんであれ、仕事仲間であれ、男女を問わず、今どきの米国では、相手に印象を残したければ、効率的に、仕事が出来る人間であることを見せる以外には、近道はありません。
周囲を見渡すと、確かに、あらゆる冠婚葬祭、集まりに顔を出し、すべての人の名前を覚えている方もいます。私のビジネスパートナーなんかは、市中で起こることは、どんなことでも、すべてを把握しており、「村長さん？」と突っ込みたくなるレベルです。そういう方々は、自分とはレベルの違う脳スペック、体力がある方なんだろうと割り切しかありません。彼一人と繋がっていれば、私はセーフってことです！
＝＝＝
若いときに勝手をしていたのと比べると、窮屈なルールを自分に強いていますので、パンを食べてはだめなのか、と一時、腹を立てたこともありますが（誰に対して？）、長く現役でいたいので、そのために出来ることをやりたいという気持ちのほうが勝るようになりました。コロナにもかかりませんでしたし、風邪もほとんど引きません。
必要があれば、高い買い物をするようにもなりましたが、今でも、支出の基準は、費用対効果なので、高い腕時計とかはしません。フィットビットで睡眠傾向等を毎日計測しています。数年前と比べると、睡眠時間が減った傾向があるのですが、平均７時間睡眠の目標は、まだ遠いです。こういうことも、計測しないと、わかりません。
若い時とは、生活が全く異なり、今、ユーチューブで聞くのは、健康チャンネルです。一押しなのが、アンドリュー・ヒューバーマン先生。今米国では、彼のポッドキャストの勢いがすごいんですが、日本でも、あと１０年したら、彼が話しているような内容について、日本の「専門家」が、こういうのを種に、本を書いたりして有名になったりするんだろうと思います。
いくらやっても衰え自体が止められるわけではありませんが、生産性を上げるといえば、ずばり、最後は、テクノロジー。幸い、私が若かったとき手間も暇も費用もがかかったことが、今は、簡単になっています。
自分のレベルなりに使う事ができるテクノロジーはたくさんあるので、ドライアイ対策しながら（ブルーライト遮断メガネ）、頑張っています。ここ２年、使えるようになったことで仕事に役に立つようになったのが、チャットGPTと、CANVAです。
昨日も、弁護士の書類をチェックするために、チャットGPTと一日対話？していました。何十ページに渡る契約書の確認には、他に、DRAFTABLEのようなビフォーアフターの変更確認できるソフトなど、いろいろなツールがかかせません。
また、携帯の RAM が大きくなって、ここ数年で、携帯で出来ることが質的に変わった気がします。この前買った携帯は、RAM 12 GBを選びました。私のメインパソコンの RAM はまだ８GB なのに、携帯では 12 が簡単に買えるようになっているってすごいです。
ちなみに、アップルは、利益率が高い持続的成長企業であることから明らかであるように、消費者にとっては、割高になりがちなので、あまり買いません（株主ではありますが）。アイフォンであっても、安いタイプは、RAM サイズが小さいようなので、みなさんも携帯を買い直すときは、RAM のサイズで買うと良いと思います。
アプリとクラウドの同期化で、カフェなどでもスキマ時間に仕事が捗るようになりました。自営なので、ここは、携帯で仕事ができてしまうありがたい環境をフルに享受しています。年を取って、集中力が途切れるようになっても、こういうスタイルで、ちょこちょこ仕事が出来ると、最終的に、結構な違いが出ます。この年で、スーツを着て通勤をして、９時５時のオフィスワークで輝けと言われたら、私には、もう無理かもしれません。若いときから、会議は嫌いでしたし、あてもなくサラリーマンを辞めたときは、バカにされましたが、今、やはり、自営で良かったと思います。
写真は、この前帰国したときのデパ地下弁当。豆腐ハンバーグのベジタリアン弁当で、普通の弁当より安く、海外から来ると、なんで、グルテンフリーとかベジタリアンとかの表記をしないのかな？周囲に並んでいるとんかつ等の揚げ物弁当と比べると、それが一番の売りじゃないの？と不思議です。
日本では、そういう考え方で行動する消費者が少ないのでしょう。日本人は皆さんいくつになってもスリムで、痩せ薬開発が公衆衛生上の最大の急務である米国との比較が笑ってしまうくらい。
わざわざ植物性蛋白摂取なんて言わなくても、食生活の基本が健全で、国全体が長寿なのはすごいことだなと心から思いましたが、個別にお話すると、皆さん、何かと不調があるようなので、この記事が、多少の参考になれば、幸いです。
人生後半戦に向けての準備、お互い頑張りましょう。自分への投資は、裏切りがありません。