アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログ管理人、居宅不動産プライベートエクイティファンドマネージャーの中山道子です。
不動産と全く関係ないんですが、2015年に、下の記事をアップしたことがあります。内容は、
《2014年に、奥歯が炎症を起こし、歯科医から根管治療を勧められたが、拒否して食事療法に転じ、最終的には、歯科医から、「このままできる限り手術をしないでいたらいい」と認めてもらった》
というお話です。
健康、長生きも、リサーチで、実現できるかも? 根幹治療、ただいま、無期限延期中!
この記事は、2025年現在、炎症から12年経って、まだ絶賛無期延期中を継続中です、というお話です。
実は、この間の事情のことなど殆ど忘れていたのですが、この前、担当の歯医者さんが変わり、その先生に、「やはり根管治療をしたほうがいい、歯の状態が良くないように見える」と強く勧められ、「今度こそか」と観念し、専門医のアポを取りました。
それにあたっては、最新の根管治療のデータや手法を多少勉強し直しました。AIエージェントも、例によって、助けになりました。
当時援用したウエストン・プライスという歯医者さんの研究ですが、その後、日本の歯科医の中でも、彼の偉業に言及する先生がおいでのようなので、2つほど、下に援用させていただきます。
ウェストン・A・プライスの業績知っていますか?根管治療をした歯が身体の様々な健康障害を引き起こす!?
当時、リサーチをしたときより、根管治療の手法はより改善し、成功率も上がっているようで、その点は、良かったのですが、ちなみに、2025年になっても日本では、保険で最新手法が適用にならないため、根管治療の成功率は、世界水準の半分以下(95%対3-40%)だということを知り、戦慄しました。
医療については、米国に移住した方で、「日本でないと安心できない」などとおっしゃるケースもあるんですが、これを見ると、自分の状態に応じて考えないと、「日本の水準なら高く、安心できる」とは全く言えないわけで、、、
本題に戻ると、専門医の先生は、理解が深い方で、X線を取り、その後、一度も炎症を再発しておらず、現在に至っても痛みがないこと、硬いものも噛めるということを確認していただき、
「状態は去年取ったレントゲンと変わらない。過去の虫歯の治療で失った部分の詰め物(レジン)だけ、また変えます。痛くなったらその時対処しましょう。」
といってくれました。
現在、ウエストン・プライス先生の食事療法は全く守ることができていませんが(レバーとか心臓とか刺し身とか。甘いものもダメ)、唯一頑張っているのが、肝油。
今回担当してくれた専門医によると、
「この奥歯は、多分、神経は殆ど死んでいますね。レントゲンでも、神経や血流を歯に届けるはずの根幹が、ほぼ消えています。歯の自己防御の結果、当時の炎症の後、歯髄が石灰化して、歯髄腔が閉鎖したのではないでしょうか。しかし、歯そのものは、歯根膜と歯槽骨は生きていて、そちらの部分は血流もあるため、しっかり噛むこともできています。炎症もその後12年間ないということですので、経過観察したほうが、将来のためでしょう。」
ということでした。これまで、ここまで丁寧に説明をしてもらえたことはなく、チャットGPTで補足をしたことで理解が深まったんですが、奥歯のやつ、そんなに頑張ってくれてたなんて、、、涙
肝油には甲乙があり、プライス財団のお勧めに従う場合は、「そんなに?」と思うほどビタミンAとDを摂取しないといけないので、成分量をよく読んで、最高濃度のタイプを選ぶ必要があります。
この前、肝油がiHerbで見当たらず、魚油をつい取り寄せてみましたが、よくよく見ると、成分表には、ビタミンDやAについての言及はまったくなく、オメガ3豊富とだけありました。これはこれで脳などにとって大切なので別途摂取する必要があるのでいいのですが、魚油にはビタミンDやAが、成分掲載するほどもないのかと愕然としました。
私の場合、太陽に肌を当てているだけでは、ビタミンDが生成せず、サプリを全く取らずに血液検査をすると、血中濃度が正常値より低いと必ず出てしまいます。なので、この問題がなくても、ビタミンDをサプリで摂取しなければいけません。こういう人は結構多いので、過信しないで調べて見られることをおすすめします。
しかも、肝油と同じかと思いこんで、魚油だけを飲んでしまったりすると、ビタミンDの血中濃度がすぐ落ちてしまい、口腔の健康度がすぐ悪化するので、サプリ選びには細心の注意が必要です。
プライス財団のお勧めリストは、今のところ、以下の肝油。ビタミンA(肝油として摂取する場合は、普通の摂取量よりずっと多くとっても安全で、むしろ同財団はそれを推奨)のバランスも計算する必要があります。
Cod Liver Oil Basics and Recommendations
私は若いときは、よく虫歯になったのですが、虫歯治療を何度もすると、いつかは、根管治療が必要になります。そして、根管治療は10年程度しか持たないので、成功したとしても、せいぜい2回くらいしか施術できません。その後は、抜歯し、セラミックを入れて、クラウンを被せることになります。
ここで悪循環を断つことができるのは、自分だけ。自分にとっての忘備録の意味もあって、今回、新たにノウハウシェアしてみます。この歯も、今後、結局、根管治療をすることになるかもしれませんが、とりあえず、このルチーンだけは守るつもり。少なくとも、2014年の段階で歯科医師の言う通りにし、しかも、ビタミンD欠乏症に気が付かずに来ていたら、ちょうど今ころ、再治療が必要、なんて羽目になっていたのではないかと思います。
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この記事は、歯医者さんに行かないことを推奨するものではありません。私は歯医者さんには3、4ヶ月ごとくらいに行っており、信頼する歯科医師との丁寧なコンサルなしに、勝手な暴走をすることはありません。歯磨きなどもちゃんとやっています。自分でできることの範囲が思うより広いことを知っていただきたくて書いた個人的な経緯です。