2024年7月 商業案件、セクターごとの大まかな分析

なんでもそうだと思いますが、不動産も、経験値が増えると打てる手が増え、「こういうときは、こう、ああいうときはああする」といったサバイバル・スキルに繋がります。

現在、仲介のみを行っている業者さんは、閑古鳥。こういう時期には廃業する方が多いです。

Real estate agents are fleeing the field. Is that good for homebuyers?

しかし私は、忙しくて仕方がありません。この5、6年間で広く手掛けるようになったのが、商業不動産への投資。ビギナーには、あまり関係ない分野かもしれませんが、今日は、商業不動産について米国の現状をご説明します。

報道では、オフィス物件が空室状態が続き、市場壊滅、といった見出しばかりが並びますが、実態はより複雑です。

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景気沈静化が依然連邦政策 また国策主導の不動産不況が迫るのか?

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。

国策の不動産不況というちょっとセンセーショナルなタイトルを打ち出してしまいましたが、より正確には、「一部の商業不動産市場は連邦政策の二次被害(collateral damage)に前倒しで会っている」という意味です。

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弁護士の仕事を監督する仕事が気を使う話。。。

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。

不動産投資家を名乗っていますが、実際の私の仕事は、わかりやすく不動産業ということではなくなって久しいです。

物件の確認やら管理やらといったリアルに不動産管理、投資なお仕事は、私よりずっと出来る人がたくさんいるため、自然に、自分より仕事ができる人と競争するより、こうした方々がやらないこと、自分のニッチを確立することに活路を見出してきました。

結果から言うと、それが良かったのだと思います。今、普通に思い浮かべる不動産関係者であって、私がやっている仕事ができる人というのは、アメリカ内でも、それほど数が多くないといっていいでしょう。

また、この御蔭で、不動産関係者の中でも一番優秀な方々が、私とチームを組むことに、あちらにとっても大きなメリットが生じる状態を作ることが出来るようになりました。このことで、自分自身が一人でどうこうするのに比べ、ずっとスケールが大きいプロジェクトに、着手することができるわけです。

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