アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。
これは既存の投資案件顧客様向けの告知です。日本在住で、ユニオン・バンクを私どもとのお取引にご利用されている方は、「セービング口座」のみならず、まだなければ、「チェッキング口座」を早々に開設されてください。以下で理由や追加懸念事項をご説明します。
ユニオンバンクが、U.S. BANK【U.S. Bancorp (NYSE: USB)】に買収されることに決まりました。認可が取れるのは2022年の見込みだそうです。
それに伴い、2022年以降、ユニオン・バンクのサービス内容が変更する可能性があります。
日本在住の方にとっては、これまで、遠隔、旅行なしで口座開設が可能で、日本人専用ユニットのサービスが受けられました。夜中の電話が必要だったとはいえ、外国人にとって、これだけのサービスに匹敵する米国の銀行はありません。これ以外に、大手銀行で、上限なく第三者にオンライン送金を受け付けてくれるのは、私の知っているところでは、シティーバンクくらいです。
私の懸念は、今後、ユニオンバンクのサービスが、U.S.BANKのサービスと全く同一になってしまう可能性があるということ。
多くの米国銀行では、以下のようになっています。
1)オンラインでの第三者への送金はなし
例えばバンク・オブ・アメリカやウエルズファーゴは、ポリシーとして、わざと、こういうことは面倒臭くしてあります。支店に行かないと、送金できない算段で、それ以外は小切手を使ってほしいのです。
もう一つのパターンが、オンラインでの第三者への送金に、制限金額がある場合です。1日6,000ドルとか、2万ドルとか、いずれにせよ投資目的の送受金に適合しません。
2)オンラインでの海外送金不可
これで、日本への送金は、支店に立ち寄るほかなくなります。やはり、もう一つのオプションは、自分宛てに、小切手を振り出し、日本なり香港なり、あるいは株式口座なり、ひいては下で述べる WISE なり、「日本への(国際)送金が可能」な口座に移しかえす中間ステップをかませることです。
実は米国の銀行は海外送金は、受け取りの方も、嫌い。私の知っている範囲で、ある方は、中西部に強いPNC 銀行で口座を開設しましたが、国際送受金が多いという理由だけで、口座の一方的な閉鎖通知に至りました。米国でも、銀行が、政府規制を忖度して、マネロン対策で、やりすぎ自主規制をするのです。海外からの送金が多い場合、それだけで、怪しいというか、調査する手間を省いて、いきなり口座シャットダウンです。
現地にいれば、その足で銀行に行き、事情を説明し、新しい口座開設のステップを踏むことになります。遠方でわざわざ旅行して PNC で口座を開設した場合は、努力が水の泡になるわけです。
U.S.BANK の口座詳細は私はわかりませんが、オンラインで見ると、海外送金は、支店でどうぞとあります。
第三者への送金は、携帯アプリを使うようですが、日本の携帯にダウンロードして、米国のSMS システムが使えない場合、認証システムが利用可能かなど、細かいことは、やっている方に伺わないとわかりません。
以上の状況で、日本在住で私どもの米国投資をされている方向けに、以下のご案内をしておこうと思った次第です。
日本在住者様が、ユニオンバクを私どもとのお取引でご利用の場合で、SAVINGS 口座しかない場合は、一応 CHECKING 口座を開設し、小切手を取り寄せておいてください。小切手帳は有料で、このプロセスは、2ヶ月位かかります。
私どもは小切手郵送のデポジットによる投資をお受けできますので、2022年以降、ユニオンバンクがU.S.バンコープとなり、これまで通りのオンライン送金ができなくなったら、日本から小切手をEMSしていただくシナリオも検討しておく必要があるかもしれません。
この他、日本への送金を実現するにあたっては、郵送による口座開設がまだ可能な米国系証券会社があれば、それを使い、一旦、米国内で資金移動をして、それから、日本へ送金し直すプロセスを利用することも検討できるのではないでしょうか。
また、やはり正式な銀行ではありませんが、WISE.COM のご利用もご検討ください。ワイズの日本口座を開設、米ドルアカウントを通してお金をやり取りし、ワイズを通して日本への送金をする形です。
私のアフィリリンクを使って頂ける場合は、こちらをクリック。お互い、少し得します。