アメリカ不動産投資の中山です。
今日はリタイアライフについて。
この記事の概要
アメリカ不動産の話ではなくリタイア族の生活費について。外出しない私ですがウェルネス関係の費用は50代になってうなぎのぼりになりました。老後の生活、こういう「プラスアルファ」が期待値や満足度を左右しそうです。みなさんも、普通のFPさんの計算には入っていないが、「自分にとっては意味あるコスト」があるかを考えて見られてください。
私は、30前後から自営、40前後からは、まともに「出勤」しておらず、セミリタイアを標榜していますが、50代になって生活費に変動が生じてきました。
どういうことかというと、生活に、これまでと違ったコストがかかるようになってきたのです。そのコストは教育ではありません。教育なら、子供が生まれた時から、ある程度、プランニングできますから。旅行も若い時からよくしてきたので、旅費でもありません。
私にとって想定外だったそのカテゴリーはズバリ
「医療費未満、ウェルネスコスト」
という分かりにくい出費です。
ネットでググってもこういう言葉はあまり出てこないので、逆にどういう名前があるのかもわからないのですが、つまりは、医療費ではなく、他方、純粋な趣味でもない、あえて言えば、「お小遣い」や「雑費」カテゴリーなのでしょうか。
私の場合、例えば、以下の調子です。
★ 審美歯科
★ 太極拳のお稽古
★ 整体や鍼灸
★ スキンケアクリニック
★ サプリメント
★ ヘナサロン(カットではない)
今年の My BIG Project はインビザライン。
ティーンエイジャーの時に1度歯は直していますか、年齢が進み、また、歯並びが悪くなっているのです。これは高齢化と同時に誰にでも多少起こることなんだそうです。
上はいずれも、実は、やりたくなければ、無理にやらなくてもいい種類の出費であることがポイント。特に意識が高かったわけでもない私の場合、若い時は全く使わなかったカテゴリーの出費なのです。
太極拳のお稽古なんか、冷え性を直すために、わざわざ一生懸命 Google してようやく中国系の先生を見つけた次第。これとジョギングを組み合わせることで、体温が上がったので、今後も頑張るつもりです。
アメリカで流行りのファイヤームーブメント(FIRE, Financial Independence, Retire Early)、30代でリタイアする方々のブログで、彼らの毎月の出費を見ても、これらの項目はありません。30台だったら、必要ないんですね。いや考えようによっては何歳になってもやらない人も多いでしょう。
服も興味なし、化粧もせずと、これまで「安い女」を自負してきた私ですが、はつらつとした老後を過ごすために健康やウエルネスには気をつけたいという気持ちはとても強くなりました。
実際、80代でも現役の人がいる時代。
バイデン大統領の78歳なんかまだまだ。
投資家のウォーレン・バフェット氏は90歳、ブラックストーングループの副会長、パイロン・ウイーン氏も、今年88歳です。コーラとマックが大好きなバフェット氏の場合は、ひょっとすると運がいいだけなのかもしれませんが、普通の人間が、こうした方々を、期間だけでも目標にしようとするなら、やれることは、できるだけ、やった方が良さそうです。
私ごときのやっていることの範囲はまだまだ一般レベル。遺伝子治療なんかは全く手が届きそうにありませんが、「医療費ですらない想定外コストが毎月500ドル、1,000ドル」って、これまで低コストを貫いてきた私にとっては結構な衝撃でした。去年、今年は、COVIDで、旅費がかからなかったため、総支出は、そこまでは上がっていませんが、この調子だと、今後は、普通の年には、これまでに比べ、生活費が、1万ドルくらいは上がる計算をしていく必要があります。60代になったら、それにプラスして、医療費そのものが増えるのでしょうか?
他方、引退して家にいるだけなら、歯並びなんか、綺麗じゃなくていいだろうとも言えるわけで、ここら辺どんな老後を考えるかは人それぞれなんだなと改めて認識しました。
「これまで同様の支出」については、この歳になっても救世軍のセカンドハンドや、ユニクロで依然 OK な私なのですが、これからは、健康関連のウェルネスのコストのほうはケチらず生き生きとしていたいと思います。今まで、ウエルネス関連コストが掛からなかった事自体、運が良かったのですよね。
皆さんにとってのリタイヤ生活のライフスタイルはどんなものでしょうか。人それぞれだと思うので他人に流されずにいきたいものですね。普通の方は、ある程度年金があるでしょうが、それで足りるか、わからないケースも多いかと思います。
インフレだが「インフレ」ではない! 投資で対抗するしかありませんという記事でも書きましたが、ある程度、NESTEGG(まとまった資金)を運用していくスキルをあわせて活用していくことが、「ギリギリ」ではなく、豊かな老後を過ごす鍵だと思います。
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