祝 日本脱出10周年で相続税10年ルール条件達成!

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログ管理人の中山道子です。

今週はサンクスギビング。我が家にとってはスペシャルな記念の週となりました。理由は、今週、我が家は、日本を離れて10年となったからです。私もまだ50台なので、気が早いですが、まずは、日本の相続税10年ルールの条件を達成しました。

実は、2014年までは、この「日本離脱ルール」は、「相続人、被相続人ともの5年、海外居住」でした。離脱を難しくするための改正だったことは間違いありません。今後、さらなる「後出しじゃんけん」で、「20年ルール」とか「永遠にNG」といった法改正が出てこないことを祈るばかりです。

2021年段階の税法については、海外関係の税務に強い税理士事務所さんの記事をご紹介しておきます。
https://chester-souzoku.com/measures/emigration-6624

ビデオを作りましたのでよければ御覧ください。

ちなみに、私とは全く違う状況で海外移住し、10年以上になるご夫婦の相談に乗り、準備不足にびっくりしたことがあります。ブログ記事で取り上げました。海外移住や海外リタイヤに関心がある方は、併せて、下でご参照下さい。

https://usa-rei.info/failures/

家族全員がハッピーになるのは難しいですね。「自分は海外に行きたいが、配偶者が、、、」「子供たちに留学してほしいが、日本がいいという、、」といった「家族の意見のすり合わせ」の問題についてのお声は、よく聞きます。

働いているときは、海外で我慢しているが、親が高齢化しているからなあ、あるいは、自分たちの老後には日本に帰りたいんだよなあ、といったお声もあります。

私の周囲のこうした悩みはすべて、実は、日本の相続税が近隣の多くの国々に対し、高く、また、無意味な不動産投資以外の有効な対策がないことから来ています。

どのレベルにおいても、政治のリーダーシップに期待できない以上、私たち個々人が、家族単位で対策するしかありません。

今週、ある顧客様と話をしましたが、少なくとも、10年ルールを満たしたのち、日本に帰りたい場合は、まずは資産の多くを子供に贈与なり、信託を設定して身軽になってから帰国する、というオプションは存在しますね。

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https://www.youtube.com/channel/UC3N1VNSWOnFs1I15rM8R51w

サンクスギビングのスピリットにのっとって、自分自身の環境について考えてみると、まずは、世界の大国、現代に産まれたことからしてが奇跡的な幸運。それからはじまって、感謝するべきことはたくさんあります。相続税対策というのは、いい加減、first world problems (豊かな者の悩みのことをこう言います)の極みですね。このブログでの皆さんとの出会いにも感謝です。