2020年の中古不動産市場の動向と私の方向性

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。

去年も、大変よい年でした。投資ブログなんで、「よい年」というのは、投資がうまくいったということです。投資家様にも引き続きご信任を受け続け、投資資金のお預かり額をまた増やしました。

今年は、経済動向としては、一応、トランプ大統領再選、但し、11月の上院選挙では民主党優位、年内の景気後退は考えない、しかし、成長率は2019年より低い2パーセントくらい、みたいなイメージを持っています。イラン情勢については、心は痛みますが、経済全般に対しては、それほどのインパクトはないのではないでしょうか。

中古不動産市場は、在庫不足と、低金利の追い風、但し、大きな成長が見込めずで、全米不動産協会は、0.8%の値上がりと、値下がりはないものの、今年に比べ大きな後退を想定しています。

主要エリアは、なので、それなりの下落を見るようですね。マクロ的に見ると、調整であり、全国レベルでの不況になるわけではないということですね。

都市別の予測は、下の記事の下方へとスクロールされてみてください。

2020 Housing Market Predictions – Realtor.com

私自身は、ここ数年、正面切っての物件購入は全くしていません。しかし、お金を貸して、その物件が焦げ付き、自分名義になり、それを建て直し経営し、転売する、といったことは、ある程度、定期的にやっています。そのような形で物件が転がり込むほうが、楽に安く購入できるので。

やっていることは、相当複雑なので、どなたにも向くようなことではありません。コンプライアンス的書類や米国での申告も大変面倒なので、ペーパーワークが苦手な方には、ご案内できません。また、投資物件が来ないと、お金が待っていても仕方ないので、物件精査が優先です。なので大きく広告を打ったりもせず、ローテンション?で内輪的にやっています。

今年も、同様に、ご縁があった方とだけ、ディープにやり取りを続けさせていただければと思っています。投資物件購入という環境でないので、皆様には、私同様、「短期つなぎ融資の結果、物件が転がり込む場合もあるので、そういう場合は、さらにラッキーになるケースもある」という前提で、引き続き、短期不動産投資を楽しんでいただければと思っています。実際、現在、数件、デフォルト中です。短期fixアップ案件も、案件があればやると思いますが、環境的には、多くの件数をどんどんやるような環境ではないのではないかもしれませんね。

ブログやセミナーは、自分が仕事と感じず、楽しめる範囲で、続けます。

普段は、既存のリピート投資家様とのやり取り等定型的な仕事以外は、生活をエンジョイしたり、自分の勉強時間に充てています。子供は高校生になり、小さい子供のように世話をする必要はもうなくなりましたが、ようやく会話が成立するようになってきたので、毎日新聞記事を一緒に読んだりと、社会常識や大人の考え方を教えるのに、違った意味で、時間を使っています。

去年に続き、今年は、自分自身の投資にさらに力を入れようと思っています。投資家様にご案内する案件に、自分自身も投資をしますが、自分用の一部については、よりリスクを取っています。

識者によっては、あと半年くらいで経済後退が鮮明化すると考える人もいるようですが、いまのところ、低金利や減税等の政策の動向で、景気本格後退を遅らせることはできるのではないかというイメージを持っています。

市中はカネ余りなので、行くところのないお金が、今年も、チキンレースを続けます。本年もよろしくお願いします。