個人投資家は辛いよ 機関投資家は新築物件を賃貸に出して大儲け!

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。今日は、機関投資家が戸建賃貸に進出し、賃貸経営を行う零細の個人投資家を脅かしているという最新ニュース。

米国の経済力は驚異的ですね。COVID での多数の死者を出しながらも、大多数の国民の資産はアップし、2021年の額面GDP成長率は、5.7%目標で、中国に迫る勢い。不動産価格は直近1年で20%の増加、家賃は10%と、経済のオーバーヒートぶりを各方面に懸念される始末。

直近9月の中古売買成約価格中央値は、実に、35万2,800ドルと出ました。

https://www.nar.realtor/newsroom/existing-home-sales-ascend-7-0-in-september

当然、新築はもっと高く、最新の中央値は、$408,800 でした。

https://www.reuters.com/business/us-new-home-sales-hit-six-month-high-median-price-stays-above-400000-2021-10-26/

これに対し、家賃の値上がり率は、過去1年で10%ですので、連動上昇しているとはいえ、物件購入価格に比べると、後追いで、リターンは当面低まっているわけですので、個人投資家にとっては、なかなか手が出しにくい状況が続きます。

それにもかかわらず、ウオールストリートジャーナルによると、機関投資家にとっては、戸建て賃貸経営、しかも、なんと、新築賃貸が、「倉庫、商業施設等、不動産のあらゆる種類の中で、機関投資家にとっては、現在一番リターンが高い!」というのですから、開いた口がふさがりません。

Building and Renting Single-Family Homes Is Top-Performing Investment

「そこそこの家賃が払えるが、物件を買う力まではない層」の賃借人層にとっては、新築物件が賃貸できるのですから、大変な魅力ですね。たしか、1年ほど前に見た資料では、こうした機関投資家やデベロッパーが狙っている賃借人層は、年収10万ドルが目標。

うち3万ドルくらいが賃料に割り当てる予算という想定かと思います。開発業者が、新築を普通に売りに出す代わりに、自社で賃貸に出せば、卸価格で賃貸できます。物件は、市中で40万ドルで売れる物件であるのにも関わらず、自社コストはそれよりずっと低いわけで、それを賃貸に出せば、市場価格で中古を買って賃貸に出さなければいけないこちらよりずっと利益が上がります。

まだ、金利は安いですから、米国在住で、新築物件を良い条件で買えそうな方は、「賃貸は中古で」と決めつけず、今限定で、この戦略を真似してみるのも良いでしょう。新築なら向こう10年は、ほとんどメンテ費用がかかりません。

背景を説明するユーチューブビデオも作ってあります。いいねとチャンネル登録よろしくおねがいします。

外国人投資家の圧倒的多数は、キャッシュで物件を買う羽目となります。頭金だけでも、1000万のお金を積み、物件が買えるかどうかで何ヶ月も汗をかくことになります。不動産投資で資金運用ポートフォリオを作りたい資産家の方は、私のメルマガにまずご登録ください。私のやっていること(不動産を担保にした短期高利回り融資)を、自信を持ってお勧めします。

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