初級投資家の最大の問題は、自分が初級だということがわからないこと

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。

2018年夏に投資した案件が、ついこの前、2021年5月末に、元本償還となりました。

概要は、12万ドルを投資して、1年で帰ってくるということでした。それが、相手は、毎月きちんと金利を払う上、延々と更新を希望。最終的には、更新関係のフィーだけで、合計1万8,000ドルくらいを払った計算です。私自身は、最終的に、3年近くのうちに、合計で4万5,524ドルという利息を回収し、ROI は、14%を超えました。年率目標リターンが10%だったのが、びっくりです。

毎回ここまで調子よく行くわけではないのですが、今回の案件は、ラッキーだったということですね。たまたまですが、この案件は、デイケア託児施設に対する融資だったので、COVID下、エッセンシャルワークと認められたこともプラスだったと思います。

私のやっている投資案件に参加されているある日本人顧客様が、

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年率12%なんかで融資を受けたら、
自分だったらいても立ってもいられない。

どういう考えで、これだけの高金利で長年
融資を受けるんでしょうか?

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といったご趣旨のご質問をされてきましたが、どんなビジネスでもリピート様がいるということなのでしょうか。

もう一つ、アメリカ人は、日本人と比べて、カルチャーとして本当に楽観的だという成長気運は感じます。

自分が大きく儲かるから、派生金利が大きくても、最終的には大丈夫だ、そういう、自信があるのですね。カラ元気でもあるかもしれません。

それに対し、日本人というのは、少なくとも最近の日本人は、堅実が行き過ぎて、悲観的というか、「どうせ駄目だろう、やっても無駄だろう」くらいのネガティブな空気があるようにも思います。日本企業も、お金があるのに、人口減少傾向の国内への投資はせず、東南アジアなどの海外の成長に賭けていますね。

両国の経済成長率を見ると、それぞれの人生観の反映でもあるような、、、

なにはともあれ、立つ鳥跡を濁さずで「卒業」されていった借り手様の今後の発展をお祈りしたいと思います。

さて、私のやっていることは、相当な習熟や仕組みづくりが必要なのですが、日本の投資家様に参加して頂く場合は、ある程度勉強していただくようお願いしている他、フォローはこちらで全面的に行います。事前のブリーフィングには、もちろん、相当手間をかけており、専用セミナーに有料で参加していただいたりもします。

それに対し、初級投資家のトラブルの多くが、「自分が初級であるのにも関わらず、上級投資家でないと手を出してはいけない案件に知らずして手を出してしまう、案件がどんなものかということをわからずに突っ込んでしまう」ことから生じています。

今日はそれについて、ビデオを作ってみました。

このタイプのトラブルは、本業で成功していて、普通以上に優秀な方にも結構起こります。私自身も、十分な社会経験や投資知識がない当初、初級者であるのにも関わらず、リスキーなことにチャンレンジして撃沈することを繰り返していた時期があり、今もってそれをネタにしている状態です。

忙しすぎる方は、不動産やアクティブな株式はやめて、インデックス投資だけにしましょう。

== 私の近況です ==

2021年5月現在、「2020年の投資塾」オンラインセミナーを終わらせましたが、今年は、プライベートに時間を使いたいので、新規募集は、しません。

対米投資の勉強がしたい方は、よければ、有料メルマガのほうをご検討ください。

新しい顧客様については、「新規飛び込み」の方のご相談は、お受けしていません。案件の精度を落とせないので、残念ながら、大量の新規投資家様募集などは難しい状態です。まずは無料メルマガまたは有料メルマガをご購読ください。星の数ほどもある投資機会のある中、ご縁ができるというのは大変なことだと思います。