米国で納税者番号を取得する!後編 ITIN NUMBER の取得の段取り
こちらは、同名記事の前編・後編の後編です。前編は、「どういうときに、どうして必要になるのか」を主としてご説明しました。そちらをご覧になる場合は、下からどうぞ。
米国で納税者番号を取得する! ITIN NUMBER とは何か 前編
この記事の概要
アメリカで不動産投資に着手する際に、納税者番号を取得する段取りをご説明します。書類の入力方法などの説明ではなく、代理業者さんにお願いする方法です。
こうしたことが得意な方は、業者さんを使わず、ご自身で手配されても結構かとは思いますが、普通に仕事がある方は、人に任せたほうが費用対効果が高いです。
米国で納税者番号を取得するには、申請から5ー7週間くらいの時間がかかります。また、申請は、「最初の確定申告書」と一緒に行うことが効率的ですが、物件取得時に手配することも可能です。
IRS に公認の代行エージェントのリストが掲載されていますが、確定申告をしてくれる税理士の先生であれば、大体、どなたでもできるかと思います。
日本在住者が、米国在住の会計士の先生にお願いしても構いませんが、「パスポートの認証プロセス」があるので、日本の事情に詳しい日本在住の先生にお願いするのが一番スムーズかもしれません。
米国で納税者番号を取得する!前編 ITIN NUMBER とは何か
アメリカ不動産投資で資産倍増中!ブログ管理人の中山道子です。この記事の後編で、取得方法をご説明していますので、そちらも合わせてご覧ください。
米国で納税者番号を取得する!後編 ITIN NUMBER の取得の段取り
この記事の概要
米国で不動産投資に着手する場合、納税者番号の取得が必要になってきます。
米国で生まれたり、留学・仕事をした方は、SSN(社会保障番号、SOCIAL SECURITY NUMBER )を持っていますが、こうした経験がない場合、ITIN NUMBER と呼ばれるタイプの納税者番号を申請することになります。
申請は、米国の連邦政府直管の内国歳入庁( INTERNAL REVENUE SERVICES、IRS 、日本の国税庁にあたる)にて行います。
米国で、はじめて、確定申告を行う時に同時にするのが一番楽ですが、時間の余裕がない場合、「これこれの投資を行い、それに基づき、収益を上げる予定で、そのため、それを申告するのに納税者番号が必要です」ということを説明する書類を作成し、番号申請だけをまず行うことが必要になります。
この前編記事では、実際的な取得の段取りについてではなく、「どうして、納税者番号が必要になってくるのか」という鳥瞰図のご説明をします。
海外投資で成功するために必要な3つのスキルはこれ! 不動産編
アメリカ不動産投資で資産倍増中!ブログの中山道子です。
私は、米国での不動産投資を、2003年位から行っていますが、米国で不動産投資を行う場合、各種の手続きがあり、最終的には、それぞれを、段取り良く行っていくことが必要です。
ここらへんは、株式投資のほうが楽なところですね。ですので、私は、海外での物件所有は、本業がとても忙しい方、こまめな事務作業が苦手な方には、お勧めしていません。
私自身のコンサル経験から、不動産関係の海外投資で成功する方は、下の3つのうち最低2つが得意である必要があると感じています。