不動産の仲介さんのことは、REALTOR(レアルター)と呼びます

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログの中山道子です。

資産を米国不動産に投資し、投資リターンに基づき、セミリタイヤ生活を送っています。2007年から対米投資のティップスを無料でお届けしています。

この記事の概要

不動産仲介の営業の方のことは、REALTORと呼びます。レアルター、レアリターと発音する方もいます。

不動産会社    REALTY(レアルティ)
仲介の営業の方  REALTOR(レアルター)
不動産会社経営者 BROKER(ブローカー)

アメリカの不動産市場は、透明性が高く、世界に対し開けているのが特徴で、米国は、その意味で、海外投資家の投資を歓迎する先進国、成長国として特異な性格を持っているかと思います。

レアルターさんは、不動産会社で内見を担当してくれ、仲介してくれる営業の方ということで間違いないのですが、米国では、実は、この不動産仲介は、自営業であって、日本のように、一部上場企業の社員というような立場ではありません。

営業の方は、個々にブローカーさん(不動産会社が経営できるランクのブローカー・ライセンス所有者)と契約をし、不動産協会で流通する一般流通物件を仲介するわけですが、別の言い方をすると、これは、ブローカーやブローカーの経営する会社に雇われているのではなく、フルコミッションの一匹狼なのです。

稀に、すごく売り上げを上げる営業さんが、自分で、自分の秘書や部下を雇って、チームを組んでいる場合もあります。他方、働く時間がフレキシブルなため、パートタイム、在宅ベースで効率よく稼ぎたい方にも人気の職業で、レジデンシャル(商業でなく居宅)物件の仲介セールスの方の6割が、女性であるそうです。

仲介さんのコミッションは、実は、米国では、すべて、売り手が払います。これは、別の項目で紹介しようと思います。

この記事のまとめ

アメリカでは、不動産仲介を行うレアルターさんは、独立自営業者。

不動産会社=レアルティに所属しているといっても、それは、流通している公開物件を扱う権利を得て、不動産会社でデスクや共有スペースを使わせてもらっているという感じの関係。

ブローカーとの関係も、上司部下という日本の会社組織のイメージとは違います。