米国不動産投資に必要 公証とは?どうやって行う? NOTARIZE A DOCUMENT

《アメリカ不動産投資で資産倍増中!》管理人の中山道子です。テクニカルな話ですが、米国不動産に必須のシステムについてご紹介しておきます。

この記事の概要

米国不動産投資において、公証とは、

1)公証人の前で、2)公証が必要とされる書類に、3)本人確認と任意性を確認しながらサインをすることで

取引の安定を確保する制度です。現地に行って決済するのが不都合な場合、居住地にて公証サービスを取り入れることで、取引を効率よく行うことが可能になります。具体的な方法をご説明します。

単語的には、以下のいずれかの形でご覧になるかもしれません。

NOTARY (PUBLIC) 名詞。公証人
NOTARIZE 動詞。公証すること
NOTARIZATION 名詞。公証することそのものを言う。
NOTARIAL 形容詞。「公証に関係する」。
NOTARIALS 名詞。「公証関係事務(窓口)」といった意味で用いられているのを見ます。

公証とは、取引にあたって必要な書類について

1,資格のある公証人の前で、
2,公証が必要とされる書類(不動産の場合、通常、登記する書類)に、
3,任意にサインをし、もって本人確認と自発的にサインをした旨を証明するプロセス

です。

それぞれを見ていきましょう。

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13歳のファイナンシャルリテラシー教育 不動産投資編

「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログ管理人の中山道子です。

この記事の要点

13歳の子供に、投資物件の遠隔管理の段取りを教えることにしてみます。

この写真の家は、ラスベガスに隣接するノースラスベガス市にあるちっちゃなもの。昔住んでいたことがあるのですが、その後、ずっと賃貸をしています。

大した資産価値があるわけでなく、資産活用を謳うブログでえらそうに取り上げるような家じゃないんですが、ビギナー投資家だったときに買ったまま、まだ持っています。

2004年に13万ドル台で買って、今、大体19万ドル位だと思うので、まあ、値上がりしたということになりますでしょうか。恐慌の頃には、要修理の質流れであれば、最低で8万ドルといった額になっていました。底値は、2009年でしたでしょうか。周囲の家をナンピン買いしておけば、そっちのほうが良いリターンになった感じです。

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近隣類似売買物件とは? COMPARABLE SALES、COMPS、コンプスとは

アメリカ不動産投資で資産倍増中!ブログ管理人の中山道子です。

この記事の要点

COMPARABLE SALESとは、「近隣で最近売れた類似物件」。英語で、略語としてコンプスと呼び、検討している対象物件の価値を見定めるのに使う。居宅の「コンプス」は、比較的判断がつきやすいが、商業案件のコンプスは、純粋な店舗のみならず、「5室以上のアパート/マンション」を含め、判断が、より難しい。無料コンプスと有料コンプスの違いとはなにか。

前のブログで、投資用語をご説明する記事をよく掲載していたので、そのスタイルを踏襲したいと思います。

今日は、COMPSとはなにか。

COMPARABLES、市中で、対象物件の周囲にある類似物件が、いくらで売買されているか、という「対象物件の価値を比較によって見積もる際に利用するデータ」です。

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《投資案件実例シリーズ》実際の投資検討の段取りってこんな感じです

「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログ管理人の中山道子です。

この記事の要点

投資案件を吟味するスケジュールと判断基準を、ご紹介します。今回、2018年5月25日から6月1日までの8日間の流れで、25万ドルの案件を吟味し、投資をしないことに決めました。

私のやっている「個人やビジネス向けの高金利短期融資」は、時間との戦いです。

理由は、「あちらは、スピードに対してお金を払っている」からです。時間の猶予があれば、相談者の半分は、普通の銀行融資に行けるわけです。

「急に買いたい物件が出たけど、銀行融資NGで、現金でないと、オファーを受け付けてもらえない。その物件を担保にして、再来週、100万ドル貸してくれ」という話が来たら、「もちろん!」と即答しなければいけません。お金を準備し、それから審査に入ります。

今回、25日にブローカーから回ってきた案件は、下のような概要です。決済は、最初、6月1日を希望していましたが、書類が揃うのが遅れ、31日昨日木曜日、6月4日に設定され直しました。

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