アメリカ不動産投資日記:償還時に書類を捨てる満足、、、

中山道子です。

去年融資をした220万ドルの案件が、この3月に償還になり、今日、タックス関係の書類が一息ついて、ようやく、印刷した鑑定書や決済書類を廃棄するところまで行きました。目まぐるしい進展で、考えてみると、去年の4月の段階では、プライベート・エクイティ・ファンドである 現行 MTMA を立ち上げる予感などなく、、、

去年の今頃は、一昨年共同設立した FUND IT DETROIT に基づく短期融資のスキームづくりのため、弁護士が作成した書類にに頑張って手を入れていたのでした。遠い目。。。

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物件価格は10年で2倍!《デトロイトの再生に学ぼう》

アメリカ不動産投資の中山道子です。

この前行われたデトロイト現市長の年頭市政演説、大変な時代を振り返り、未来がいかに明るくなったかを堂々と話し、バズっています。広く、地元に感動を呼んだので、対デトロイト投資のこのブログでも紹介したいと思います。

自動車の全盛期時代には輝かしかったデトロイト市は、公民権運動後のゴタゴタで、大後退します《ホワイト・フライトの時代》。その後、立ち直る間なく、リーマンショックを受けて、更に衰退。市は破産に至り、辛酸をなめました。

しかし、その後、デトロイトは、失業率20%から、5%(米国平均に並んだ)へと、大きなカムバックを経ます。人口が70万を切っている都市で、10万戸といわれていました空き家は、取り壊しや整理が進んでいます。

彼のリーダーシップのもと、空き家問題への取り組み、再生が始まり、殺人などの悪質な犯罪も、激減しました。私達も、民間として、末端において、その一端をになっていると思うと、誇らしい気持ちでいっぱいです。

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新規雇用が不要な起業が再度達成できました CHATGPTで不動産ファンドが経営できるわけ

アメリカ不動産投資で資産倍増中ブログ管理人、レジデンシャル不動産プライベートエクイティファンドマネージャーの中山道子です。

私は、ブロガーとして不動産投資コンサルティングのキャリアをスタートしたので、いわば、テクノロジーのその時ごとの進歩に応じて、成長をしていくことができたと思います。

具体的には、ブログ経由で、紹介料やマーケティングコストなく、投資家様とお知り合いになり、10年単位のリレーションシップを築くことができました。

また、そのプロセスの中、いわば何度もビジネスモデルを変えたため、プチ起業を繰り返した状況です。

今年の起業は、より大掛かりですが、これまでの要領で、「脱皮」程度の努力で、模様替えができました。しかし、それと同時に、今回は、一人起業ではなく、ビジネスパートナーたちが得られたため、大きく成長する可能性を感じ、ワクワクしています。

私たちの現在の仕事は、ファンド経営のための以下のようなものです。

■ 不動産取得、修理、賃貸客付け
■ 投資家募集

ここで、不動産取得時のUNDERWRTINGが問題になります。日本語では、正確な対応語がないようですが、不動産取得時の取得基準を満たしているかを表現する基準となります。例えば私のファンドの場合、投資家様に対し、優先配当をする義務があり、それが年間8%なため、自分たちもがこの《投資組合》経営で利益のおこぼれに預かるためには、それを大きく上回らなければいけません。

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今後10年を見据えて ドルの行方は?米国経済の行方は?

長年不動産投資家でやってきましたが、この2024年から、プライベート・エクイティ・ファンド・マネージャーに昇格?した中山道子です。

ここ数年、不動産関係者には直接関係ない BLOOMBERG WALLSTREET WEEKを視聴してきたことが、ようやく実ったのでしょうか?(笑)

さて、日本在住のある投資家様とお話をさせていただいたところ、今回のテーマのようなご質問を受けたので、ちょっとここでも言及してみたいと思います。

「中山さんは、ドルの行方についてはどう思っていますか?」「米国経済の将来性についてはどうですか?」

米国以外に居住されている投資家様の多くから、受ける質問です。今後の投資の配分の問題ですね。

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