学生ローン問題が不動産市場に波及する理由とは?
「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログの中山道子です。
この記事の概要
2000年以降、学生ローンが世帯負債に占める割合は増えるばかり。世帯主が35歳以下の世帯の自宅所有率は、2007年から2015年までの間に8%ポイントも下がったが、その理由に、学生ローンの急増があげられる。
世帯負債総額は、すでにバブル時最高額を突破しているが、学生ローンなどの「不動産以外の負債」に引きずられていることが原因。このため、家計における不動産総負債額は、まだ、バブル時最高額に達していない。
総世帯家計分析をすると、今後、学生ローン問題対策が大きく進まない限り、自宅購入率の低迷が危惧される。