昨日、投資信託を8割方売りました・前編 《景気後退の予感》

この記事の要点

「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログ管理人は、今後のアメリカ経済の景気後退を前提に、不況時に強い投資ポートフォリオ作りに入りました。

「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログ管理人の中山道子です。

しばらく前のメルマガで、「中山さんは、投資信託やってないんですか?」という鋭い突っ込みがりました。

不動産関係者は、確かに、株式のことはまったくわからない人もいますよね。

不動産のサイトなんで、これまでその話をしたことないですが、私自身もETF(上場投資信託)やってます。去年のポートフォリオは、自分の不動産投資とETFとで半々でした。というわけで、そのお話を今日はします。

タイトル通り、「昨日、投資信託を8割方、売りました」です。

2018年5月29日のことです。このブログでは、記事の最後のところの一番右下に、日付が入っていますが、ちょっとわかりにくいので。。。

ただ、株式市場のことは、本業でないので、私は、インデックス投資派です。ヴァンガードの創始者、ジャック・ボーグル氏が提唱する「市場のインデックス」(米国と国際)と「債券・国債」とのバランスでホールディングをする、長期パッシブ投資のスタイルですね。

投資により、ゆるい生活を実現するのが目的なんで、瞬時も気が抜けないデイトレとか、バランスシートを吟味しまくるバリュー投資とか、そういうのには、手を出していません。

勉強すれば、もっと何かしらできるようになるのかとも思いますが、私は、不動産投資を学んだときに、最初の数年で、1千万単位のロスを出したという黒い歴史を経験しています。そういう暗いトンネルを経ての「不動産では負けない自分」が今あるわけで(笑)、株式で一から同じことをやる勇気は、ないんですよね。。。

2017年は、そんなわけで、「定石通り」のインデックス投資ポートフォリオで、15%のリターンがでました。S&Pインデックスを単体で持っていれば、22%弱になっていたようなので、株式市場の凄さには、驚くしかありません。

と、ここまでは前置きで、ここからが、本題。

本来、インデックス投資家は、市場全体の成長に投資するんで、”今後の市場の動向を読んでポートフォリオを売る”必要なんか、ないわけなんですが、昨日、実は、米国債をすべてと、投資信託を結構売りました!

という話です。

ヴァンガードは、今、日本語でもサイトがあって、見ると、VANGUARD =ヴァンガード、ではなく、「バンガード」なんですね。

バンガードジャパン

振り返ると、2018年のこの1月には、新CEOのティム・バックリー氏のCNBCでの会見があり、


「これまで、フツーのバランスポートフォリオを持っていれば、7%、8%で行ったけど、これからの10年は、4%台を覚悟してくれるかな?


そんで、投資だけではリタイヤファンドはそんなに増えないわけだから、この10年間の間、みんな、その差は、節約で埋めてね!」

って、爽やかに発言されてましたけど、皆さんは、ご覧になられてますか?

日本のバンガードの関係サイトには、どれほど日本語の情報があるかわからないのですが、英語の年頭展望は、下から読めます。これ、日本語に訳された場所があるのでしたら、教えてください。(貼り付けますので)

Vanguard economic and market outlook for 2018: Rising risks to the status quo

それで、4%台というと、これが日本の企業年金の長期運用展望だったとしたら、すごいガッツポーズになるところですが、米国基準では、「今後15年以内にリタイヤを目標にしていた層」にとっては、完全に今のリタイアメントプランが破綻するレベルの後退です。

私の不動産投資リターンは、通常、年率10%以上にはなるので、この年頭から、「投資信託を不動産に振り替えたい」とずっと思ってきました。ティムさんに言われなくても、私の節約家ぶりは、自分自身が首をかしげるほどなんで、「今以上に節約しろ」といわれても、もう、これ以上は、健康を害しないとできないレベル。(笑)

今以上の節約は無理となると、やはり、「資産倍増中!」という看板を掲げる当ブログの目標のためには、今後数年の間は、当面、株式市場からは多少距離をおきたいなと感じるに至ったという次第。

1月から、ムズムズしていましたが、売るタイミングが見いだせなくて。じゃあ、どうして、昨日売ったのかというと、それは、長くなるので、記事を改めます。

この記事の後編は、こちらから。

「アメリカ不動産投資で資産倍増中!」ブログ管理人の中山道子でした。

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